2020年10月31日土曜日

2020年11月1日の考察

11月3日は米大統領選挙です。
大統領選挙は米国だけでなく世界の流れを変える大イベントです。

米大統領選は事前の数字だけ見るとバイデン候補が圧倒的に優勢です。
トランプ大統領は接戦州を圧勝するか民主党州を奪う勢いがないと厳しいでしょう。
選挙後の開票で圧倒的にどちらかが多数となり、
早い段階で当選確定がでれば混乱も少なくて済むはずです。
各州ごとの開票の順番の影響で最初はトランプ候補が先行し、
バイデン候補が追い上げるように見えるらしいです。
今回は郵送の投票が認められており接戦になると郵送票の開票を待たなければいけません。
郵送票の開票を待つと結果が出るのに数日かかる可能性があります。
また2000年の選挙の時のように裁判になって1か月程度の遅れも予想されます。

もしトランプ候補が勝てば現状維持なので今後の見通しは立てやすくなります。
バイデン候補が勝つと経済に関しては見通しが困難になります。
大統領選の記事をたくさん読みましたがバイデン候補の経済対策の予想はバラバラです。
増税懸念で経済は悪化とかむしろインフラ投資で経済は良くなるとか。
実際に大統領が入れ替わるのは来年からなので、
バイデン候補については来年になるまではわからない部分もあるでしょう。

上院の議席も注目されます。
トランプ候補が勝っても上院が民主党で過半数となると、
トランプ政権にとっては逆風になります。

トランプ候補とバイデン候補のどちらが勝つと予想するとか、
バイデン候補が勝てばどちらに動くとか予想して動くのは無理な気がします。
トランプ候補が勝って上院が共和党だとその後の動きは予想しやすいかもしれません。

今週はFOMCがありますが大統領選の結果待ちで動かない可能性があります。
米雇用統計はやや良い結果を予想します。

  • ドル円
104円から下げるにしてもまだ早い気がします。
103円や102円まで下げたら買いで入るのは考えたい。
特に大台の100円では強い買いが入るでしょうから、
100円割れは考えない想定で買っていきたい。
大統領選前はポジションを控え、大勢がわかり次第動くのが良いでしょう。
トランプ大統領が勝って上昇するようならついていくのを考えています。

  • ユーロ円
戻り売りスタンスで。
米大統領選はノイズになるのでポジションには注意したい。

  • ユーロドル
1.16割れするかどうかに注目。
大統領後にどう動くかわかりづらいのでノーポジ推奨。

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