2023年12月30日土曜日

2023年12月30日 23時

2023年も終わりです。
最後のFOMCで米が利下げ発言でドル売りとなりました。
ECB理事会も続いていつかは利下げと思われますが、
意外に米が好調で利下げが先伸びになるパターンも考えておきたいです。
とりあえず来年の雇用統計が悪いのかどうかが争点となります。

2024年は米大統領選がビッグイベントになりますので、
インフレの次の話題として考えていきたいところです。

日銀については円安で日本経済が好調なのですから、
下手にマイナス金利を解除して水を差さないで欲しいとは思います。
やるなら今だからという理由だけでマイナス金利を解除するでしょうか?
個人的にはマイナス金利を解除しないほうを予想しますが、実際はわかりません。

個人的な取引としてはドル円が152円手前まで戻すというところが読み切れず、
130円台、140円台で売りで入ったところがかなり損失になってしまいました。
個人的には米欧が早期に利下げに転じてくれると嬉しいのですが、
インフレの再加熱も考慮して再度の利上げでも驚かないようにしていきたい。

  • ドル円
2023年は米が銀行破綻で減速したにも関わらず円売りが加速。
年末に利下げに転じたことでやっと下がり始めました。

  • ユーロ円
欧州は利上げでも経済の悪いニュースはそれほど出ず好調でした。
年末にやや悪いニュースもでましたがECB理事会は利下げ宣言は出さず。

  • ユーロドル
新型肺炎以降のドル買い傾向も終わりどちらが強いとも言えない状況。
短期でドルが米の利下げ宣言で弱くなっていますが、年始からどうなるか。

2023年12月21日木曜日

2023年12月21日 22時

英CPI前年比が前回4.6%から3.9%まで大幅下落。
インフレ指標が改善か再燃かは大問題なので注目していきたい。

  • ドル円
日銀会合前の水準にまで下落。
利下げがほぼ決まっているドルは買いづらいか。

  • ユーロ円
158円まで戻しましたが156円まで下げています。
下げて下についていくのはやりたいのですが確証がない。
明らかに下げる展開を待つほうが良いでしょう。


  • ユーロドル
1.1を目指していますね。
とりあえず1.1の攻防で上か下かでしょう。
超えると1.12くらいまではあるかもしれません。
短期は上かもしれませんが、中長期で下はありえます。

2023年12月19日火曜日

2023年12月19日 21時

日銀会合は特に変更なく緩和継続で終了。
チャレンジングは「気を引き締めて」という意味と言っていましたね。
これでは来年早期のマイナス金利解除も警戒されないでしょう。

  • ドル円
米利下げのけん制発言こそあれ明確に利下げで進行しているのは米だけです。
買い戻しが進んでいますがいちばん戻しにくいように思います。

  • ユーロ円
かなり買い戻しが進んでいます。
こちらは162円程度まで戻るかもしれませんね。
上値が重たくなってきたら損切り入れて売りでもいいかもしれませんが。

  • ユーロドル
上か下かと言われたら上でしょう。
1.1を上抜けるか抜けないかでいったん判断が必要そうです。

2023年12月18日月曜日

2023年12月18日 21時

米利下げについては早期の利下げはないなどのけん制発言がちらほら。
明日は日銀会合の結果発表で今年最後のイベントになります。

  • ドル円
インフレの改善度合いが速ければ早期利下げ、遅ければ利下げは遅れるでしょう。
インフレ指標が悪化しなければドル買いが強くなることはなさそうです。
おそらく利下げに向かうので長期ではドル円は下げる予想です。
売ると高いスワップを払うことになるのでそこをどう向き合うかですね。
日銀会合結果はマイナス金利の解除について博打になりそうです。

  • ユーロ円
景気が悪くならなければ買い戻しが入るかもしれません。
景気悪化の指標であったり、利下げ発言などがあると下げるでしょう。

  • ユーロドル
1.09あたり。意外と上げないのは欧州の景気不安があるからか。
FOMCとECB理事会の結果から、なにもなければ買いが良さそう。

2023年12月15日金曜日

2023年12月15日 23時

FOMCで利下げを匂わせるだけでなく実行を予告までしたのはサプライズでした。
市場では最初の利下げがいつかの予想になっており明らかに次の段階です。
一方、ECB理事会は利下げ期待をけん制してインフレと戦う姿勢です。

米はインフレ再燃などの根拠となる数字がなければ利上げはしないでしょう。
当面は早期の利下げ期待で市場は動いていくと思われます。

来週は日銀会合です。
FOMCの決定でマイナス金利解除はやりにくくなったように思います。
ただし、今やらないと次のチャンスはいつくるかわかりません。
やる可能性も十分に考えておきたいですね。

  • ドル円
FOMCの決定で150円を再度上回ることはほぼなくなりました。
ドルは買われにくくなりますので上がれば売る方向に切り替えです。

  • ユーロ円
短期で買いでいいと思いますが、発言や弱い指標で下げそうです。
いずれ下げると思うと長期で買いを持ち続けることはお勧めできません。
明確に利下げに向かうようになればこちらも売りですので、
上がったら適度なところで売り勝負もそろそろありでしょう。

  • ユーロドル
ドルの方向性はほぼ決まってきましたので、ユーロをどう見るか。
何もなければユーロ買い、欧州の弱いイベントで売りが優勢になりそうです。

2023年12月10日日曜日

2023年12月10日 23時

FOMCとECB理事会の週です。
おそらく両方が政策金利据え置きになると思います。
問題はつぎの2つのうちどのような方向性で語られるか。

・まだまだインフレは終わっていない
・インフレは改善しているので利下げも考慮する

もし利上げ、利下げがあればサプライズなので注意したい。

  • ドル円
下げたら拾う、さらに下がるようならすぐ切るのが良いかと思います。
下がっているので売れそうですが、なかなかこの位置から売るのは勇気はないですね。
売るなら150円まで待って152円を超えたら損切りですかね。

  • ユーロ円
予想外に下げてしまいました。
欧州は強気だと思っていたので考え直します。

  • ユーロドル
1.1から下げているところです。
FOMCとECB理事会が異なる決定を出せばファンダメンタルで動きそうです。
FOMC、ECB理事会の結果待ちですね。

2023年12月8日金曜日

2023年12月8日 20時

植田総裁のチャレンジング発言で円高です。
米欧の景気後退や利下げが出揃ってないので下げは限定的と思われます。
来週のFOMC、ECB理事会、再来週の日銀会合を待ちましょう。

米雇用統計は悪いでしょうがどの程度かが見どころです。

  • ドル円
基本下がったら買いですが、大きな下げでは即座に損切りが必要そうです。
米経済の悪いニュース、理事の利下げ発言には注意していきたい。

  • ユーロ円
欧州も利下げ発言が出ましたので注意が必要です。
今のところユーロはドルより強い印象ですが、
ユーロは下げると早いし、下げ幅も大きいですから注意です。
ただし、まだ下げに転じたとは思っていません。

  • ユーロドル
1.1から下に折り返しました。
米国も欧州もこれから変化の情報は出てくるでしょうが、
どの順で出てくるかわからないので大きく上下しそうです。
今のところ方向性が1.2越えか1.0割れかなのかは判断しかねます。



2023年12月3日日曜日

2023年12月3日 21時

欧州が利下げに言及したようです。
米、欧ともに今後は大きく3択になると思われます。

1、インフレ継続で利上げ
2、インフレが改善し、景気後退もしないソフトランディング
3、景気後退で急いで利下げ

日銀はまだ引き締めが始まったところなので、
米、欧の景気を見ながら引き締めするか維持するかでしょう。

  • ドル円
146円台まで下げています。
基本は下げれば買いですが、下がると早いので逃げ遅れないように。

  • ユーロ円
160円割れです。
こちらも下がると早いでしょうから気をつけて。

  • ユーロドル
1.1より上が重い。
かといってドル買いというわけでもないですから、
方向性がでるまでレンジかな。