2020年6月10日水曜日

2020年6月10日 20時

今夜はFOMCです。
全く予想がつかないのでノーポジション推奨です。

ポジションなしですがせっかくなので考察してみます。
まず、雇用統計が良かったのでリスクオンでドル円は上昇。
その後、FOMCへの警戒でドル円が下げたとすると、
事前からあったYCCの導入など緩和方針の転換が懸念されるのでしょう。
新型肺炎からの景気後退で緩和路線は継続に決まっていますが、
雇用統計が良くて株価がV字回復なら緩和路線に反対する意見も出ます。
自分であれば緩和路線を継続しておけば良いと勝手に思うわけですが、
FRBは責任がある立場なので緩和する正当な理由がないと緩和しづらいでしょう。
今回の雇用統計は正当な理由を減らす要因となりました。
YCCの導入があるかどうかに関わらず強めの緩和路線を継続であれば、
ユーロがそうだったようにドルも高い方向に進行しそうです。
反して、景気は回復に向かっており様子をみる、などの弱めの結果だと、
失望でドル売りが継続するように思います。
ただし、これは予想でどのような決定でどのように動くはわからない。
また、緩和が弱めの場合にトランプ大統領のツィートがあった場合が全く読めない。
結果は気にせずゆっくり寝るのが正解だと思っています。


  • ドル円
107円台は維持していますが、下落は継続。
雇用統計が良かったことでここまで下げるのも変な話です。

  • ユーロ円
122円あたりまで下落。
ドル円による円高がユーロ円にも影響していると思われます。
当然にFOMCの結果でも動いてくると思います。

  • ユーロドル
ドル安で再び1.14に近づいています。
個人的には売りポジションを持っているのですが、
これは長期で保有する目的なので今夜のFOMCは持ったままで。

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