2021年3月13日土曜日

2021年3月13日 今週のまとめ

ECB理事会は緩和は柔軟に対応ということで変わりなし。
チャートの動きの変化も特になかったように思います。

  • ドル円
109円台をつけて引けました。
トレンドは上で変わらなかったように思います。

  • ユーロ円
130円をやや上抜けました。
どこまで上昇するのか天井がわかりません。
135円まで上げてもおかしくない状態です。

  • ユーロドル
1.2手前まで上昇しましたがそこから下げました。
ECB理事会ではトレンドは変わらず下と判断します。

2021年3月12日金曜日

2021年3月12日 18時

ECB理事会は金利据え置き。
ラガルド総裁の演説は柔軟に対応ということで変わらず。
チャートの動きも限定的でした。

  • ドル円
109円台に戻してきました。
いつかは折り返すでしょうが短期は上。

  • ユーロ円
130円を上抜けてしまいました。
また上値探りとなりそうです。
いつかは下げるとなれば、
かなりの値幅をとれる位置まで上昇しました。

  • ユーロドル
1.2にはタッチできずに下落。
現段階では1.22程度までの再上昇は難しいと思います。

2021年3月11日木曜日

2021年3月11日 21時

今日はECB理事会です。
ラガルド総裁は投資家よりもEUのために仕事をしているというスタンスなので、
新型肺炎の緩和もそこそこに気候変動リスクなどの話もするでしょう。
投資家がびっくりさせるような決定はないと思います。

とは言ってもポジションは控えめに無理は良くない。

  • ドル円
なかなか上がりませんが下がりもしないですね。
トレンド上が継続だと思いますので110円くらいまでは拾っても良いと思う。

  • ユーロ円
130円程度まで上がってきました。
130円は区切りになるので売りで入ってもよいかと思います。
トレンドは上なので上抜けしたら早めに損切りですね。

  • ユーロドル
1.2程度まで上がれば売りで入ってもひどいことにはならないでしょう。
ECB理事会はどうなるか確認はしておいてよさそう。

2021年3月10日水曜日

2021年3月10日 20時

ドル買いはいったんお休み。
米10年債が意識されているようです。

  • ドル円
109円台から108円へ。
まだ下げに転じる区切りがきたようには思いませんので、
下げたら買っていく方針で良いと思います。

  • ユーロ円
129円台を維持しています。
円安がどこまで続くのかは不安ですが130円までの上昇はまだありそう。
また130円からの売りも予定しておいて良いと思います。

  • ユーロドル
いったん1.19まで戻しました。
1.2くらいまで戻してくれると売りで入れるのですが、
1.19までの戻しだとまだ浅いかなという印象です。

2021年3月8日月曜日

2021年3月8日 23時

ドル高ユーロ安が継続。
ユーロ安ですが円安なのでユーロ円はそれほど動かず。
円の動きがわからなすぎる。

途中でECB理事会は注意する必要がありますが、
FOMCまでは同じトレンドが継続しそうです。
流れに逆らわないのが鉄則になるでしょう。

  • ドル円
上昇が強すぎて買えない。
FOMCまでは押し目買いの継続でなんとかなりそう。

  • ユーロ円
130円を超えるのは難しいと考えているので、
130円に近づいたら売って放置するのは良いと思います。
円安が上に押しあげる場合があるのかどうかは、円がわからないのでわからない。

  • ユーロドル
1.19割れ。
トレンドは下で間違いなさそうなので戻り売りで。

2021年3月7日日曜日

2021年3月7日の考察

ECB理事会があります。
ラガルド総裁はたいした決断はしないという印象なので、
理事会での無難な決定を淡々と読み上げるのではないでしょうか。

その次の週はFOMCがあり、
米雇用統計からFOMCがセットの流れだとすると、
心理的にはFOMCでの緩和収束が懸念される空気感が継続になると思います。

月曜の初動を見て火曜日からですね。

  • ドル円
上昇が止まる目途が立たないので下がって下げ止まったら買いでしょうか。
トレンドはFOMCまでは上で変わらないと思います。

  • ユーロ円
円がいまいち読めないので難しい。
ユーロ円はだいぶ高い位置まで来てしまったので、
売って長期放置できる展開が今後来ると楽だと思っているのですが、
ともあれ130円の抵抗がどうなるかを見定め。

  • ユーロドル
1.19割れも視野に入れますがまだ1.2を上回ることもあるでしょう。
焦って売りで入らないようにだけは気をつけたい。

2021年3月7日 新型肺炎についての考察

個人的な考察を書いています。
私は専門家ではありませんので妥当性は保証しません。

新型肺炎のワクチンが順調であることから収束が見えてきました。
今後ワクチンが十分でなくとも予防法、治療法がある程度明らかになっており、
ひと冬超えたことでリスクの程度が把握できたことも大きい。
変異株が全く新しい展開を生む可能性はあると思いますが、
米10年債の金利が上昇していることからも新型肺炎は収束が見込まれています。

米10年債は買う人が多ければ金利を下げても買われるので金利が下がり、
買う人が少なければ金利を上げないと買われないので金利が上がります。
米10年債は安定した資産とされますので、
米10年債の金利が上がっているということは10年後は安全資産は不要、
10年後の経済は良くなっているだろうという期待感をあらわします。
つまり市場は新型肺炎収束を見据えて今後動くということです。

さて、新型肺炎に関する出来事を追っていきます。

まずは新型肺炎による移動規制、経済活動後退によるリスクオフの株価下落がありました。
円高に続き、当初はドル需要によるドル高でした。
米は利下げ、量的緩和によって金融緩和を発表。
欧州も金融緩和を拡大しましたが、米は利下げの余地があり
ユーロが買われ、ドルが売られる展開が続きました。
FRBの2023年までは利上げを行わない、インフレの上振れを許容する、
などの決定もドル売りになった強い要因になったと思います。

このような極端な金融緩和は大企業が倒産すると、
連鎖的に倒産が相次ぐのでとにかく資金を投入するのが大切です。
FRBの金融緩和拡大は必要なものであり妥当な選択肢ではありますが、
経済は悪いのに株価は上昇するという明らかに異常な状態を生みました。

さて、金融緩和で世の中にお金がたくさん出回りましたが、
これを放置するとこの先に悪いことがたくさん待っています。
新型肺炎が収束すると経済活動が再開し余ったお金を使う人があらわれます。
すると物価が上昇しお金を持たない人の生活を圧迫します。
お金を回収するには金利を上げる必要がありますが、
金利を上げるとローンがある世帯の負担が大きくなってしまいます。
また、政府は経済対策に使ったお金を税金で回収する必要がでてきます。
もちろん賃金上昇などを見ながら慎重に行われるでしょうが、
FRBや米政府がこのあたりの舵取りを誤ると大変なことになるでしょう。
低所得者やローンを抱える世帯にはむしろこれからが厳しいかもしれません。

米10年債の金利上昇や雇用の指標の改善がある以上、
今後の負担を大きくする緩和継続を続ける正当な理由は減っています。
リーマンショック時の緩和収束示唆(バーナンキショック)では株価が大きく下落しました。
新型肺炎による緩和収束も同じようになるのではないかと警戒されています。

今後のFRBはインフレ率には注視していくでしょう。
思ったほどインフレにはならないかもしれませんし、株価も下落しないかもしれません。
このあたりは実際の動きを確認していくしかないでしょう。

ともあれFOMCでパウエル議長が何を言うかは今後の最大の関心事です。
緩和を継続と言っていますが、いつかは終了しないといけないわけですから。