2020年8月15日土曜日

中央銀行について

FRB、ECB、BOJの3つの中央銀行についてまとめました。
また、各銀行に置ける政策金利は何かの説明も付け加えました。
中央銀行がどのような決定方式をとっているのか、
また金融政策などの発表はいつ行われるのかは知っておくと良い。
中央銀行の決定が大きな流れの転換点となることは多い。

・FRB

米国の中央銀行です。理事は議長、副議長を含めて7名。金融政策を決める会合(FOMC)は7人の理事とニューヨーク連銀総裁、その他11地区の連銀総裁から持ち回りの4人で構成され、6週間ごとに年8回、開催されます。政策金利はフェデラルファンド金利。政策決定は多数決で行われます。政策の発表は日本時間の早朝3時(冬時間は4時)、議事録要旨はFOMCから3週後に公開されます。特に、3、6、9、12月のFOMCでは経済見通しが発表されるので注目されます。また、議長は2、7月に上下院議会で証言をすることになっています。

・ECB

欧州連合(EU)の中央銀行です。メンバーは総裁、副総裁を含めて6人の理事とEU加盟の各国の中央銀行の総裁が含まれる。金融政策に関する会合は6週間ごとに行われます。政策決定はコンセンサス方式であり議論による意見の一致を目指す。多数決が行われたとしても誰がどのような投票をしたかは各国中央銀行総裁に配慮してか非公開であることが多い。その意味で透明性は低い。政策金利はレポ市場1週間物のレポ金利。政策金利以外に、預金ファシリティー金利、貸付ファシリティー金利がある。預金ファシリティー金利は民間銀行がECBに預金する際の金利、貸付ファシリティー金利は貸付する際の金利。政策の発表は日本時間の21時30分(冬時間は22時30分)、その後に総裁の記者会見が始まります。議事録要旨は会合から4週後に公開される。3、6、9、12月の会合で経済見通しが発表されるのはFRBと同じ。

・BOJ

日本の中央銀行です。日本ではBOJと言わずに「日銀」と呼ぶことが多い。メンバーは総裁と2人の副総裁、6人の委員で合計9名。会合は年8回。決定は多数決制です。政策金利は無担保コール金利の翌日物。政策発表は正午頃、15時30分から総裁の会見があります。議事録要旨の発表は3営業日後。1,4,7,10月に展望を発表します。


・レポ金利

レポ市場は国債など債権を担保に資金を調達できる市場。逆に資金を提供して債権を手にすることもできる。レポ市場での金利をレポ金利と呼ぶ。

・フェデラルファンド金利

米国の民間銀行は中央銀行のフェデラルファンドに一定の準備金を預ける義務がある。フェデラルファンドに準備金を預ける際の利子は常にゼロである。では、フェデラルファンド金利とは何かというと、ファンドに預ける資金を民間銀行が調達したり他行に供給したりする際に発生する金利のこと。

・無担保コール金利

日本の無担保コール市場では資金の調達に対応するために無担保で資金を貸し出し、短期で資金を回収する。無担保コール市場での金利を無担保コール金利と呼ぶ。

2020年8月14日金曜日

2020年8月14日 20時

金曜は予想通り調整のような動きです。
ドル円もここまで下がるとわかっていれば売っていたのですが、
いつ上げに転じるかと思うとなかなか入れませんでした。

  • ドル円
107円はどうしても抜けてこないのでいったん下げました。
ここから引けにかけて上げるのか下げるのかはまったく予想できず。
手を出さないのが無難といった感じ。

  • ユーロ円
ユーロドルが1.18と上にも下にも行きそうな位置なので、
ここからユーロ高なのかユーロ安なのかは読めません。

  • ユーロドル
1.17なら買い、1.19なら売りなのですが、
1.18あたりにいるとどっちつかずでわかりません。

2020年8月13日木曜日

2020年8月13日 18時

 昨日までの動きが弱くなった感あり。


  • ドル円
予想通り107円より上は難しそうです。
ここから上に行くと想像できない以上入るのはやめます。
108円程度までなら上昇するかもしれませんけどね。

  • ユーロ円
126円上抜けです。
ドル円共に円安進行なら130円もあるかもしれません。
こちらも126円越えは想像していなかったので、作戦を考え直しです。

  • ユーロドル
1.18を上回ってきたので短期でやるなら1.19までの買いですかね。
下がったら拾っていきたい。

2020年8月12日水曜日

2020年8月12日 20時

ドル円は東京時間から上昇。

  • ドル円
106.5円を上回ってしまいましたね。
107円にまで戻すのは可能性として考えていましたが、この上はどうですかね?
また来週の月曜から様子の見直しにしたいと思います。

  • ユーロ円
125.5円を上回ってしまったのでレンジ予想は外し気味です。
週末にかけて125円前半まで下げればまだ当たりと言い張りますが。
126円から上に突き抜けはまだ早い気がします。
上抜けたらしばら125円に戻らないかもしれないことも考えておきたい。

  • ユーロドル
なかなか1.19越えが遠いです。
1.17前半から買うのはまだ有効だと思いますが、
利確する場合は1.18あたりで済ましたほうが良いのかな。

2020年8月11日火曜日

2020年8月11日 21時

円安かな?という動き。
NYダウも日経平均も上ですのでポジティブスタートとなりました。

  • ドル円
106.2円から上が重たいようです。
上値は106.5円くらいまで余地がありそうなのですが、
なかなか上がってこれないところをみるとそれほどドル高にはならないかも。
明日も下がれば拾っていきますが、週末が近づけば調整が入りそうなので止めます。

  • ユーロ円
125円前半からの売りを考えていましたが入れず。
125.5円より上に損切りを入れれば何も怖くないんですけどね。

  • ユーロドル
1.17前半から買い戻されるのは予想通りドンピシャでした。
では、買っているかと言えば・・・買っていないんですね、これが。

2020年8月10日月曜日

2020年8月10日 19時

欧州時間からのドル円の急上昇を見てドル高想定で短期でいくらかとれました。
米中問題も気にはなりますがドル高でついていくしかないですね。
雇用統計を受けてNYダウが良い反応か悪い反応かも見ていきたいですね。

  • ドル円
今のところ106円から上が重たそう。
週前半は下がれば買ってでついていく方針で。
105.5円から下に抜けていきそうなら考え直し。

  • ユーロ円
予想通りのレンジです。

  • ユーロドル
ドル高が続けば下でしょう。
ただし、1.17前半から買い圧力が強くなってくるため、
このあたりでドル高の勢いが止まる可能性を考えていきたい。

2020年8月9日日曜日

2020年8月9日の考察

今週は雇用統計を受けた流れとなるでしょう。
一部ニュースでは雇用が前回に比べ大幅減などの書き方もありましたが、
前回の増加の反動もなく予想を上回ってきたのはポジティブと考えます。
ともあれ雇用統計は動きの転換点になると思うので、
月曜からの動きは追っていきたいです。

  • ドル円
個人的には107円程度まで上昇するかと思っていますが、
下がっていくようなら下についていきます。

  • ユーロ円
方向性は出にくいように思います。
レンジで狙っていくならユーロ円でしょう。

  • ユーロドル
下がっても1.17が底堅いように思います。
ドル安になりそうなら間違いなく目線は上で簡単でしょう。