2020年5月11日月曜日

2020年5月11日 21時

クロス円は円安でスタート。

経済活動の再開期待や米中の電話会談での期待感からとのこと。

  • ドル円
上値の目途は107.5円、抜けると108円です。
4時間足などを見ているとここから下げる可能性は十分にありそうです。
本日のNY時間に入ったあたりから売りを考慮はありかもしれません。
損切りは108円を超えたら考える。

  • ユーロ円
116円台に戻していますがちょっとまだ安いかな。
118円まで戻してくれると非常にうれしい。

  • ユーロドル
1.1になるまで待ちます。

2020年5月10日日曜日

2020年5月10日の考察

5月11日週は特に何もありません。

注目はやはり新型肺炎の経過でしょう。
今後は経済の停滞が数年は続くという見通しがあるのに対して、
経済活動再開を見越した株価の上昇という矛盾です。


  • ドル円
有事のドル買いとならない限り緩やかに下げそう。
ただし、長期勢の買いが入るのであれば底はできるでしょう。
短期なら売り、長期なら買い。

  • ユーロ円
ユーロ安はいったん落ち着きました。
118円まで上に上げる展開があれば売りで入れば良いでしょう。
問題は115円から上値が重いとか下げる場合どうするか?
月曜からの動きを見て決めたら良いのかな。

  • ユーロドル
引き続き1.1まで上がるのを待ちます。
1.08台で売ると上がった場合に困るので。

2020年5月9日土曜日

2020年5月9日 今週のまとめ

雇用統計週でした。
指標結果は大幅に悪化でしたが、当たり前なので反応薄なのも予想通り。
ドル円はほとんど反応しませんでしたし、株価が暴落することもありませんでした。

一方、ユーロに関してはドイツの裁判所がEUの量的緩和に違憲の判断。
これは大幅なユーロ安となり、ユーロ円はいったん底割れしました。

  • ドル円
106円台のレンジを抜けきれませんでした。
リスクオフでドルや円が買われているというよりは、
リスクオンでドルが売られているという見方がいちばんしっくりくる印象です。

  • ユーロ円
久々の114円台となりました。
ドイツの違憲の判断から債券買い入れ停止判断までは3ヵ月の猶予がありますので、
確定するまではサプライズで変動するリスクがあるようです。
また、115円台まで戻して引けていますので、
どんどん下がって怖い、みたいな展開はいちおう回避されています。

  • ユーロドル
ユーロ安が続き1.1から1.08程度までの下落となりました。

追証の発生とロスカットについて

追証やロスカットは資産がマイナスになるのを抑制するありがたい仕組みです。

DMM FX証券の場合について説明します。
証券会社によってルールは異なりますので注意しましょう。
また、以下の解説も正確ではありませんので証券会社の説明の再確認をお願いします。

  • 証拠金維持率とは
まず純資産として10万円持っていたとします。
1ドルが100円の時に、ドル円を1万通貨単位買うには100万円必要です。
レバレッジを25倍にしておくと、100万円のところ4万円で済みます。
ドル円を1万通貨単位買ったとします。
証拠金維持率は純資産の10万円÷4万円×100=250%です。

翌日、1ドルが95円にまで暴落したとします。
すると、100万円の価値のあったポジションが95万円になり5万円の損失です。

この時の純資産は5万円になります。
1ドルが95円の時、1万通貨のポジションを得るには3.8万円必要です。
証拠金維持率は純資産の5万円÷3.8万円×100=およそ131.6%です。

  • 追加証拠金とは
追加証拠金のことを略して追証(おいしょう)と呼ぶことがあります。
その日の取引終了時間に証拠金維持率が100%を下回った場合に発生します。
追加証拠金が発生すると新規の取引が停止されます。
レートが回復して証拠金維持率が100%以上に戻っても取り消されません。
次の取引終了時間までに不足分の追加入金か相当のポジション解消が必要です。
追加証拠金に対して対応しないと、ポジションの強制決済となります。
この場合の強制決済をマージンカットと呼びます。
追加証拠金の発生は取引画面とメールで通知されます。

  • ロスカットとは
取引中であっても証拠金維持率が50%を下回った場合は強制決済となります。
これは数秒で急激な価格変動があった場合に50%ちょうどが保証されません。
週初めに週末の価格から大きく変動した場合など50%が保証されません。
また、システム障害があった場合も50%が保証されません。
ロスカットに関しては70%の時点でアラート通知が取引画面とメールでされます。

  • 追証、ロスカットの例
例えば、純資産が10万円あったとき、
1ドルが100円の時にレバレッジ25倍でドル円を2万通貨単位買ったとします。
この時はまだ証拠金維持率が125%あります。
1ドル 99円を下回る頃に証拠金維持率が100%程度になります。
その日の取引中は証拠金維持率が100%を下回っても追証はありません。
100%を下回った状態でその日の取引時間が終了し追証が発生したとします。
追証が発生しても強制決済はされませんが、発生後は新規ポジションは追加できません。
その日のうちに相当の追加入金もしくはポジションの解消で追証は消えます。
もし追証を解消せずその日1ドル 97円を下回ったとします。
するとこの時に証拠金維持率が50%程度になります。
ここでロスカットされるとポジションはすべて決済されてゼロになります。
手元に残る純資産は3.8万円程度になっています。
ロスカットされなくても追証の期限までに対応しないとマージンカットになります。

資産が10万円あるときにレバレッジ25倍で2万通貨単位のポジションをとると、
ドル円であれば3円程度の変動で強制ロスカットされて6万円ほどの損失です。

2020年5月8日金曜日

2020年5月8日 20時

今日は雇用統計の発表です。
結果は悪いに決まっているのでサプライズはないと思っていましたが、
あまり悪いとFRBがマイナス金利を導入する可能性ありとの情報も。
まず無いとは思いますがもし導入となればサプライズです。
警戒はしておきましょう。


  • ドル円
雇用統計でレンジを抜けてくる可能性はあるので、
雇用統計前のポジションは控えたい。
しかし、おそらくサプライズは無いので、レンジのままの予想です。

  • ユーロ円
思ったより上に戻しました。
その後、115円を割ってきません。
それほど下に勢いは無いようです。

  • ユーロドル
今日はユーロ高。
引き続き1.1に戻るまで待ちたい。

2020年5月8日 0時

円安、ドル高。


  • ドル円
106円は下抜けずでした。
まだしばらく106円台でのレンジが続きそうです。

  • ユーロ円
今日は安値を更新できずユーロ円は上昇。
ユーロドルは下げていますので、ユーロ安以上に円安でした。
115円で戻りが抑えられていますので、
ここを上抜けないとまだ下の可能性があります。
いったん114.5円が底になったので、
また下げてもここで買い戻される展開も考えられます。

  • ユーロドル
ユーロ安が進行。
ユーロが安くなってきたのでつっこみ売りが怖いです。
少なくとも1.1くらまで戻るのを待ちたい。

2020年5月6日水曜日

2020年5月6日 21時

ADP雇用統計はマイナス2000万人超と衝撃的な数値だったわけですが、
ドル円は10pipsも動かず反応薄でした。

  • ドル円
106.1円と106円台を割りそうなところまできました。
今日のNY時間で割ってくるかもしれません。
逆に、再度106.9円あたりまで戻してくるかもしれませんが上は重いと思う。

  • ユーロ円
114円台をつけてきました。
ここから110円まではどこまで下がるか全く見当がつきません。
ある程度下げたら大きく戻すことが予想されます。
短期で下についていって、もう下げそうに無い、無理と思ったら買いです。
実際には少し戻したら売りを入れて下がったら利確を細かく継続して、
なかなか底値を更新しないぞと焦るようになったらトレンド転換を考慮します。

  • ユーロドル
ユーロ安と思われがちですが、
ユーロ円の下げ方に比べると、ユーロドルはそれほど下げていない。
つまり、円高ということです。
今後の円高想定は絶対に忘れてはいけないポイントかと思います。