2019年9月22日日曜日

2019年9月22日の考察

米中の貿易交渉が次官級で19日、20日の2日間行われました。
10月の前半に行われる閣僚級の交渉の下準備とのことです。
米国の制裁関税の発動は10月15日の予定になります。

10月に入るまでは米中協議の期待感が続くと思っていて、
ドル円は109円くらいまでの上げ余地があるとみていましたが、
次官級の交渉の時点でやや悪材料が出てしまいました。

閣僚級の協議が行われるのは10月に入ってからですし、
この先の交渉の過程で良いニュースも出る可能性もあります。
米中問題に関しては10月までは大きな下げには関与しないと思います。

イラン、サウジアラビア問題を気にしておく必要があります。
原油の供給という意味では備蓄などがあって経済に影響は無いようです。
しかし、米国がイランに制裁を決定しリスクオフに傾く可能性があります。

  • ドル円
イラン、サウジアラビア問題が無ければ買いで入っても良いと思いますが、
イラン、サウジアラビア問題がノイズです。
地政学的な緊張が高まるのであればリスクオフで円高でしょう。
月、火あたりは様子見で。

  • ユーロ円
こちらは119円を大きく割ったことから安定して下げそうな気がします。
119.5円あたりまで上げてリスクオンの雰囲気で無ければ売りを入れていきたい。
120円を明確に超えてきたら損切り。

  • ユーロドル
1.1台でのレンジが続いています。
1.106、1.107あたりで売っていくのが安全かな。
1.11を超えてくるのはかなり難しそうなので、1.11を超えたら損切りで。

2019年9月21日土曜日

2019年9月21日 今週のまとめ

ドローン攻撃で下窓からスタートしました。
しかし、ドル円もユーロ円も窓埋めはしていますので、
とりあえずドローン攻撃の影響は少なかったと思います。

また、FOMCに関しては想定の利下げとパウエル議長の無難なコメントで終了。
米中の貿易交渉が順調に進めばさらに上を目指せそうでした。

しかし、トランプ大統領が中間選挙までに合意を急がないと発言したり、
中国が米国の農場視察をキャンセルしたことなどが悪材料視されクロス円が下落。

もちろんトランプ大統領としては中間選挙までに有利な条件で合意して、
選挙前に成果をアピールしたいに決まっているんですけどね。
チキンレースですから弱気に出れば負けてしまいますので言わないだけでしょう。


  • ドル円
108.5円は上抜けられませんでした。
今週安値の107.5円付近で今週は終了しています。

  • ユーロ円
120円は超えられなかったようですね。
118.5円付近で引けました。

  • ユーロドル
1.1から1.108あたりまでのレンジでした。
ユーロが上へ行くのか下へ行くのかがいまいち読めない週でした。

2019年9月19日木曜日

2019年9月19日 18時

FOMCは予想通りの0.25%の利下げ。
パウエル議長の発言は特にインパクトはなし。
108.5円まで上げましたがサプライズでは無いので上げ幅も限定的でした。


  • ドル円
何もなければ108.5円までは抵抗無しに上げるでしょう。
株価が安定して上げて米長期金利も上がってくれば上を目指すでしょう。
しかし、10月に米中交渉が始まると流れが変わる可能性があります。
9月中は下げたら買うのを続けるのは良いかも。
107.5円を割ったら損切りもわかりやすい。

  • ユーロ円
119円台でレンジのように見えます。
雰囲気的には上なので119円前半で拾っていく。
下げるニュースが出たらガンガン下がりそうなので切り替えは早めに。

  • ユーロドル
利下げでドル高へ反応。
普通は利下げだとドル安になるんですけど、わからないものですね。

2019年9月18日水曜日

2019年9月18日 22時

FOMCの政策金利発表は本日27時です。
戦略はノーポジションで発表後もトランプツィート警戒でノーポジションです。
パウエル議長がどう決断するのか結果を楽しみましょう。

以下は利下げがあった場合の想定です。
なかった場合は動きをみてまた明日考えます。

  • ドル円
上に行くにしても限度はありますが109円手前までは行っても良いと思う。
107.5円での買いが強いので再度落ちたら拾いたい。
逆に107.5円を大きく割ったら諦めかな。

  • ユーロ円
円安もあるのでさらに上を考えたい。
120円を超えてくれば121円までは上がりそう。
雰囲気が悪くなるまでは売りで入らない方が良いかな。

  • ユーロドル
FOMC後の動きを見てみないとわかりません。

2019年9月17日火曜日

2019年9月17日 23時

いよいよFOMCが近づいてきました。
0.5%の利下げはまず無いでしょうから、
0.25%の利下げを折り込んで現在円安が進行していると推測されます。
10月の米中協議まではリスクオンでしょうから、
利下げからのドル安で下げるようなら拾っていくのがよさそう。
利下げなしだとサプライズでどう動くかわかりません。
びっくりするほど円高になるとも思えないのですが、
利下げがなかった場合の対応も考えておきたいですね。

発表後のトランプ大統領の発言の可能性を忘れずに。


  • ドル円
108.4円が固く108.2円あたりをうろうろしています。
FOMCで安心感が生まれればさらに上に行く可能性があります。

  • ユーロ円
昨日大きく下落しましたが戻してきています。
ECBで流れが少し変わった可能性があり上にもやや強めの動きがあるかも。
一方的な下目線ではいかなくなったかもしれません。

  • ユーロドル
FOMCで利下げを折り込んでいるとするとそれほど動かない気がします。
利下げが決定すればある程度はドル安かもしれませんが。

2019年9月16日月曜日

2019年9月16日 20時

サウジアラビアのドローン攻撃で円高。
これは仕方がないとしてなぜかユーロ安。
なんで売られているか解説できる人を募集中。


  • ドル円
いったん107.5円まで下げましたが持ちこたえました。
リスクオンであれば上目線が継続でしょう。

  • ユーロ円
まだ下げる局面ではないように思うのですが下げています。
結局は下げると思うのですがまだ下げ始めるには早い。
現在118.9円あたり。
NY時間になったら買いで入るのは考慮。

  • ユーロドル
欧州時間でユーロ安になりました。
理由がよくわからないので、戻すと思えば買いでしょう。
このままどんどん下げる理由もありませんし。

2019年9月15日日曜日

2019年9月15日の考察

大事なFOMC週です。
利下げは今回も行われる見通しではないでしょうか。
おそらく0.25%の利下げになるとみられます。
しかし、米経済の見通しは良く、米中貿易問題も改善に向かっているのであれば、
ここで利下げするのは金融政策としては疑問が残ります。
FRB内でも意見は分かれているのでどちらに転ぶかはわからないですね。
利下げであればドル安、円安、無ければドル高、円高か。
円の影響のほうが大きそうなので利下げならクロス円は上、無しなら下かな。

発表後動かずとも直後のトランプ大統領の発言で動くのは十分予想できるので注意。


  • ドル円
リスクオンで上昇しています。
テクニカルでは前回のFOMC時の109円あたりを目指すのではないでしょうか。
10月の米中貿易協議までは下げても拾われる展開かなと。
逆に、FOMCの利下げ無し、米中問題の後退、トランプ大統領の発言などで下げるか。
個人的にはドル円は長期トレンドがまだ下なので買いは考えません。

  • ユーロ円
ECBでしっかり緩和対応が確認できたので安心感があります。
これで急に下げを強めるということは無くなったかもしれません。
円安が継続するなら上もありうるでしょう。
とりあえず121円程度までの上昇は考えたい。
121円を超えてくると長期トレンドの見直しも必要。
今のところ長期トレンドは下なので適当に売っておくのもありかと思います。
しかし、売るにしてもFOMCの後でいいかな。

  • ユーロドル
FOMCの利下げの有無で動くと思われます。
動いてみないとわからないので動いてから判断です。