2020年7月12日日曜日

2020年7月12日の考察

トランプ大統領の選挙の劣勢が報じられがちです。
また、過去に1期で終わった大統領は景気後退期であったことが多く、
選挙が新型肺炎による景気後退の時期と重なったのは不運としか言えません。
トランプ減税が終わりを迎える日がくるかもしれません。

まだトランプ落選が現実味を帯びていないので為替や株価への影響は低いですが、
意識されると影響が強く出るかもしれません。

もしバイデン大統領が誕生となると、
給与の引き上げなど民衆のための政策が行われる一方、
大企業などを中心にお金のあるところから増税になるでしょう。
バイデン氏であればそれほど強い傾向にならないと思っていますが、
株価の下落はある程度の覚悟が必要です。

いまのところバイデン氏の印象を悪くする報道は少ない気がしますが、
米選挙は足の引っ張り合いなので、出てくる可能性はあります。

もちろんトランプ再選も十分にありえると考えています。
トランプ落選で見据えるのはまだ早すぎます。

EUは16日のECB定例理事会に注目です。
また、17、18日でコロナ基金の議論が行われるようです。
前回は話がまとまらずにユーロ安となりました。

  • ドル円
106円から108円のレンジを抜けないと予想します。
選挙関連の情報で多少動くかもしれませんが、選挙はまだまだ先。

  • ユーロ円
緩和政策の期待度次第でしょう。
まだ完全に失望という状態ではありませんので、
そこそこユーロは強いのではないかと思います。

  • ユーロドル
1.14あたりから売っていけば良いのではないでしょうか。
週末はイベントがあるのでユーロ関連のポジションには注意。

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