2019年12月8日日曜日

2019年12月8日の考察

今週は大きなイベントがたくさんあり荒れること間違いなしです。

12月11日にはFOMCがあります。
利下げはほとんど無いとの見通しですが、
弱い指標や米中貿易戦争での経済の悪化を考慮して利下げがあるかもしれません。
利下げが無かった場合のトランプ大統領発言に気をつけたいのはいつも通り。

12月12日はECBの理事会です。
ラガルド新議長が就任して初のECB理事会なので注目が集まります。
弱い欧州経済に対して緩和スタンスになると予想されます。

12月12日は英国の総選挙があります。
保守党が勝てばEUからの合意離脱に前進となるでしょう。
労働党が勝つと混乱となりますが、すぐに合意なし離脱は見えない気がします。
保守党が勝てなかった場合の見通しはよくわかりません。

12月13日は米小売売上高の発表です。
予想ですが、弱い気がします。
一波乱には気をつけたい。

12月15日は米国の中国への追加関税発動日です。
米中の合意は大統領と国家首席が署名をしない限り信用はできません。
そうなると12月15日までの正式な合意はかなり困難でしょう。
とりあえず合意は置いておいて関税が発動するかどうかが重要です。
どちらかというとこれまで延期を期待して動いてきましたので、
実際に発動となるとある程度の下落があると予想します。

他には、香港、北朝鮮問題などがあります。

今週のイベントを全て終えると年末に向けて動かなくなってきます。
マイナスポジションを抱えて年を越すと気分的にもよく無いので、
基本的にはポジションは取らない方向で臨みたい。


  • ドル円
関税の発動延期で110円手前までの上昇、
関税の発動があれば108円を割って下落の展開を予想します。
もし105円程度まで下がれば拾っていきたい。

  • ユーロ円
121円を超えてこれない予想を継続です。
英国の選挙の結果が読みにくいので、今週は難しいと思います。

  • ユーロドル
1.11まで上昇すれば売るのでいけそうです。
しかし、大きなイベントを控えてポジションは取りづらい。

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