2023年8月11日金曜日

2023年8月11日 23時

米CPIはほぼ予想通り。
日本の長期金利は0.6くらいで0.5に抑える気はなさそうです。

  • ドル円
145円手前。
7月初めの高値に近付いています。
150円を目指しそうですが上がると口先介入など増えそうです。
152円手前で売り勝負は良いと思いますが、
152円を越えて上がり続けて絶望しないようなポジションにしたいですね。

  • ユーロ円
高値を更新して159円台まで行きました。
そろそろ上値更新は難しいと思っていたので予想外です。
ユーロについては悪いニュースか次のECB理事会待ちですね。

  • ユーロドル
直近下げていますがまだまだユーロは弱いとは言えないようです。
まだまだ1.12を越えてくるかもしれません。

2023年8月6日日曜日

米国の指標について

米国の指標については知っておくと良いことがあります。
21時~23時と取引しやすい時間にぶつかることが多いからです。

  • 米雇用統計 (Employment Situation Report)
その月の12日を含む1週間(日曜日から土曜日)のデータが対象になる。
発表はその3週間後の金曜日。
ほとんどの場合が次の月の第一金曜日になります。
なぜ米国の雇用が重要かというとFRBの目標が「雇用の最大化と物価の安定」だから。
FRBの決定と近い距離にあるため米雇用統計は重視されます。
同時に前月と前々月の修正値も発表されるので注意しましょう。

  • 米消費者物価指数CPI (Consumer Price Index)
食品やサービスなど特定の品目について調査し物価の上昇を指数化したもの。
食品とエネルギーを除いたものをコアCPIと呼ぶ。
前年同月と比べて何パーセント変化したかを見る。
米国は2%の安定したインフレを目標としており、2%を目標にする国は多い。
2%が好ましいかはともかく安定すると今後の計画が立てやすくなり経済にとって良い。
物価指数には他に生産者物価指数PPI、個人消費支出PCEデフレーターがある。
  • 米小売売上高 (Retail Sales)
小売業の売上に関する指標で米国の個人消費を反映する。
消費者目線のデータであり母数も大きいため経済指標としての重要度は高い。

  • 米新規失業保険申請件数 (Initial Jobless claim)
日曜日から土曜日までの新規失業保険申請件数を翌週の木曜日に発表。
発表回数が多いので細かいスパンで評価できるのが良い。
同時に継続受給者数も発表される。

  • 米住宅着工件数・許可件数 (Housing Starts & Building Permits)
着工、許可の段階での数値なので景気動向を判断する際の先行性が高い。
ほとんどの場合が着工、建築されるのでほぼ住宅建築数に近い。

  • 米ISM製造業景況指数 (ISM Manufacturing Report on Business)
ISM(全米供給管理協会)が実施する製造業の担当役員へのアンケート結果。
良い、同じ、悪いの結果を集計したもので、現場の声が反映される。
良いと50%を越え、悪いと50%を下回る。
米ISM非製造業景況指数 (ISM Non-Manufacturing Report on Business)もある。

  • フィラデルフィア連銀製造業景況指数 (The Federal Reserve Bank of Philadelphia Bussiness Outlook Survey)
フィラデルフィア地区における製造業のアンケート結果。
良い、同じ、悪いの結果を集計したもので、現場の声が反映される。
良いと数値はプラスになり、悪いと数値がマイナスになる。
1ヵ月前と比べてどうか、6カ月後はどうなっているかについての結果が出る。
ニューヨーク連銀製造業景況指数もある。

  • ミシガン大消費者信頼感指数 (University of Michigan's Index of Consumer Sentmient)
ミシガン大学が無作為に消費者を選んだアンケート結果。
1966年を100として現在の指数を発表する。
実際に消費者にアンケートしている点は良いが数が300世帯程度で少ない。

  • 米雇用動態調査JOLTS (Job Openings and Labor Turnovert Survey)
米労働局が事業所に行う調査。
主に求人数、採用数、退職者数、解雇者数などを調べる。
どの業種でどのような雇用の変化があるかなどを知ることができます。

  • ADP雇用統計 (ADP National Employment Report)
全米の約2400万人のデータを元にADP社が集計したデータによる。
単に雇用統計と言うとADP雇用統計ではない金曜日発表の米雇用統計のことを言う。
ADP雇用統計は米雇用統計に比べると重要度はかなり低い。
先に発表されるADP雇用統計と同じ傾向で米雇用統計を予想するのは危険。

2023年8月5日土曜日

2023年8月5日 16時

米雇用統計は予想を下振れとなりました。驚くほど悪くはない。
日本国債の長期金利は0.65程度と0.6を上回ってきました。
来週は米CPIがありますが、ほどほどにインフレ改善と予想します。

  • ドル円
141円台まで下がりました。
雇用統計の結果もありますが、日本の長期金利のほうに注目したい。

  • ユーロ円
156円台。
高値ですが上値更新には材料が足らない気がします。
どう考えてもユーロは弱いとなれば売りたいですが、まだまだ先か?

  • ユーロドル
1.1を越えてきました。
今後は上か下かはわかりません。
まだまだ1.12を上抜ける展開も予想しています。

2023年7月31日月曜日

2023年7月31日 22時

日本国債の長期金利上昇で日銀の買いオペあり。
緩和継続を裏付ける日銀の行動により円安で進行。

  • ドル円
月曜初動は円売りでスタートとなりました。
145円あたりで財務省の円安けん制がまた話題になりそうです。

  • ユーロ円
ファンダメンタルでは158円上抜けは難しいように思いますが、
勢いはあるので超えるかもしれないですね。
わからない。難しい。

  • ユーロドル
今日はあまり動かず方向感なし。

2023年7月31日 0時

日銀会合の結果はYCCは0.5%から広げないから緩和継続だけど、
広がるのは1%までは許容しますというわけのわからないもの。

円安の今がチャンスですから日銀がYCCの修正をやりたいのはわかりますが、
市場が円売りで反応しているのがさらに意味がわからなくて困っています。
YCCのコントロール幅を広げたら普通は円買いだと思いますけどね。

  • ドル円
日本国債の長期金利の動きに注目ですね。
月曜初動から方向性を見ていきたいと思います。

  • ユーロ円
個人的にはファンダメンタルとしても下げる材料は揃ったように思うのですが、
現状上げているので売りで勝負するのは少しためらうところです。
大きな目で見てユーロ円は115円くらいまで下げる余地はあると思うので、
いつかは下がると思えば売りは夢のある話だとは思います。
売ってスワップを払わないのであれば売るのですけど、悩むところです。

  • ユーロドル
チャートではいまのところトレンドはまだ上と見ます。
ただしECB理事会で下げに転じた可能性もあります。
チャートで見るなら1.06を下回るとトレンドは下に見ていっても良いと思います。

2023年7月27日木曜日

2023年7月27日 22時

FOMCは予想通りの利上げ。
しかし、ECB理事会は景気後退、次回の利上げは不透明と一転ハト派。
強気の欧州がやっと弱気に転じました。

  • ドル円
失業保険申請件数などの指標が良かったため上昇。
ユーロが売られて一方買われたところもあると思います。

  • ユーロ円
何があったかわかりませんが次回のECB理事会で利上げできないのかもしれません。
流れが変わったのであれば下について行きたいところ。

  • ユーロドル
恐ろしく下げています。
米国も景気後退しそう、というニュースが出るまではドルのほうが強いかもしれません。
1.12で売ったかたはまだまだ保管しておいてもよさそうですね。

2023年7月22日土曜日

2023年7月22日 15時

円安。
来週はFOMC、日銀政策決定会合。

  • ドル円
21日に関係者筋のニュースで140円から142円への上昇。
たかが関係者筋のサプライズでもないニュースでこの上昇は疑問ですね。
結果として138円台が拾っていくポイントだったようです。

  • ユーロ円
高値圏です。
下げる感じではないですが高値更新するかどうかは不明。

  • ユーロドル
1.12で売っていれば1万円以上の利益が出ているはずです。
まだ上昇する可能性もあり利確しておくのも手段のひとつではあります。