2020年7月2日木曜日

2020年7月2日 16時

ドル安。
今日は雇用統計です。


  • ドル円
107円前半に戻ってきました。
雇用統計は予想に満たないかもしれませんがまずまず良いでしょう。
良くて上がってもやはり108円で抑えられそうです。

  • ユーロ円
121円前半です。
ユーロドルも高めのところにいますので下がりそうです。
122円まで待てれば売りがかなり有利な気がします。

  • ユーロドル
1.13を超えてきたら再び売りは考慮。

FXに関する統計情報

FXに関する統計データです。
元データはWebから拾ってきたものです。

日本のFX口座数は約600万口座。
そのうち実際に稼働している日本のFX口座数約100万口座。

稼働していない口座がかなり多いです。
1人で複数口座を稼働している人もいるでしょうから、
人数で換算すると稼働人数は60万人程度と言われています。
株は日本人の10人に1人は持っていると言われますので、
株式に比べるとFXはかなり少数派と言えます。

ただし、FX人口の世界全体からみた日本人の割合は約60%と多いです。
これは日本以外では個人でFX取引をする人はほとんどいないということです。

ちなみに、よく言われる「9割以上がFXで損をし撤退する。」の根拠は見つからず。
この根拠となった元データを探しています。
600万口座があって60万人しか稼働させてないのなら、
だいたい9割が撤退したんじゃないの?という安易な推測でないのを祈ります。

次に、全世界で見てみます。
各国の取り引き額を順位付けすると以下のようです。

1位:イギリス 約40%
2位:アメリカ 約20%
3位:シンガポール:約6%
4位:日本 約6%
5位:香港 約4%
6位:スイス 約3%
7位:フランス 約3%
8位:オーストラリア 約3%
9位:オランダ 約2%
10位:ドイツ 約2%

上位の10位までで世界全体の約90%を占めます。
また、イギリスとアメリカで半分以上を占めることがわかります。
アメリカよりもイギリスのほうが多いというのは意外です。

取引量の多い通貨ペアを順位付けすると以下のよう。

1位:EUR/USD 約24%
2位:USD/JPY 約13%
3位:GBP/USD 約10%
4位:AUD/USD 約5%
5位:CAD/USD 約5%

意外にドル円が多いのがわかります。

通貨ごとだと、

1位:USD 約44%
2位:EUR 約16%
3位:JPY 約11%
4位:GBP 約6%
5位:AUD 約3%

取引額は英国と米国が多いのですが、
実際に取引が多いのはドルがダントツで次にユーロ、円です。
5位までの通貨で全体の80%が取引されています。

為替取引している業種は次のようです。

1位:大手銀行 約40%
2位:中小銀行 約25%
3位:機関投資家 約12%
4位:ヘッジファンド 約8%
5位:事業会社 約7%

為替取引を行う業種は3分の2程度が銀行であることがわかります。
取引理由はドルを調達などの実需もありますが9割がたは投機と言われています。

為替取引量の多い銀行ランキングは以下のようです。

1位:JP morgan(米国) 約12%
2位:UBS(スイス) 約8%
3位:XTX Markets(英国) 約7%
4位:Bank of America(米国) 約6%
5位:Citibank(米国) 約6%

XTX Marketsは銀行ではありませんが、
コンピューターを用いた為替取引で巨大銀行並みの取り引きを行っています。
5位までで全体の40%を占めます。

 まとめ

為替取引の中心は米国、英国である。
日本、香港、シンガポール、欧州諸国でやや取引がある。
中国、インド、ロシアなど他の国では為替取引はほとんどない。
通貨としてはドルが主で、他にユーロ、円、ポンドで大多数を占める。
それ以外の通貨は為替取引という意味ではすべてマイナー。
為替取引の多い業種は銀行である。
日本は世界から見ると個人取引の人口が圧倒的に多い。
しかし、日本全体で見るとかなりの少数派である。

2020年7月2日 2時

英国とEUとの貿易協定締結期間は延長なしですね。
とても年内に収まるとは思えないのですけれど。
そのあたりのニュースが出るのはまた年末ですかね。

米のADP雇用統計は予想よりは少ないですが悪くはないですね。

ドル円もユーロ円もユーロドルもそれなりに動いていますが、
レンジ内での動きに見えます。

  • ドル円
108円台を維持できず下落。
また106円まで下げたとしても拾われそう。

  • ユーロ円
120円前半までさげましたが再び121円。
121円あたりで売られて120円で拾われるようです。

  • ユーロドル
1.13で売られて1.12で買われています。

2020年6月30日火曜日

2020年6月30日 23時

ユーロの勢いはストップ。

  • ドル円
107円後半まで上がってきましたがそこから上は重い。

  • ユーロ円
121円より上はきつそうです。
円安の助けがなければそうは上がらないでしょう。

  • ユーロドル
1.13手前まで上昇しましたがもう1.12まで下がってきました。
しばらくはこのあたりをうろうろするのかな?

2020年6月29日月曜日

2020年6月29日 20時

ユーロ高。

  • ドル円
107円前半で動かず。

  • ユーロ円
121円まで上げてきてしまいました。
しかし、特にユーロが上げそうな何かがあったわけでなし。
ちょっと上げが急すぎるのでもう少し様子見かな。
上がると124円くらいまでは上がりそうです。

  • ユーロドル
1.12で跳ね返されて上昇中。
こちらも様子を見ますがさすがに1.135まで上がれば売っていくかも。

2020年6月28日日曜日

2020年6月28日の考察

6月30日で英国の移行期間の延長要請期限が切れますが延長しないようです。
延長しないと年内に離脱後の条件交渉を終えないといけないわけですが、
延長すれば交渉期間は最大2年間延長できます。
延長しないことで折り込み済みなら無風かもしれませんがイベントとしては重要。

また、今週は金曜日が米国が休場なので米雇用統計が木曜日です。

米選挙はトランプ大統領劣勢のニュースが多い印象ですし、
新型肺炎では患者数増加で再自粛がちらほら発生しています。

今週はいろいろ難しいかもしれませんね。

  • ドル円
雇用統計は前回良くて今回悪いとかは無いと思います。
しかし、前回はサプライズでしたので今回も警戒したい。

  • ユーロ円
122円程度からの売りでいきたい。
124円までの上昇も可能性は0ではないので動きを見極めたい。
ユーロ円は上がらなければ売らないし何もしない。

  • ユーロドル
ユーロドルは1.135まで上がれば売りを考慮する。
こちらも上がらなければ手を出しません。

2020年6月27日土曜日

2020年6月27日 今週のまとめ

米中問題、米選挙、EU復興基金などがポイントでした。
新型肺炎による再自粛はちらほら出ていますがまだ2波とは言えないようです。
米株は週で見ると下げています。

  • ドル円
106円まで下落しましたが結局107円前半に戻しました。
106円は割らない強い力があると思われます。

  • ユーロ円
121円まで上昇しましたが反転。
程度はわかりませんが121円で壁ができていそうですね。

  • ユーロドル
1.135手前まで上昇。
基金の話が怪しくなった時点でここまで戻さないと思いましたが、
予想に反して上げてきました。
しかし、結局は1.125を割って終わったので予想通りです。