2019年10月31日木曜日

2019年10月31日 22時

昨日のFOMCでは「今後も適切に対応する」という文言が削除されました。
やっぱり利下げは年内は3回で終了ということでしょうか。
米株は好調なので大崩れしない限り大きな緩和路線は取りづらそう。
怒りのトランプ大統領発言も見られず値動きもそれほど大きくありませんでした。

本日は米中貿易交渉について中国サイドからのコメントあり。
複数の中国当局者は主要な貿易問題で譲歩することはないと主張。
米中が異なる見解を発表するのは前からなのでそれほど驚きはなし。
米中貿易交渉の不安感からクロス円がやや下げています。
明日は雇用統計です。
そしてよく見たらISM製造業もあるんですね。
最近は製造業とつく指標は概ね弱い結果となっていますので気をつけたい。


  • ドル円
108円手前まで下げました。
108円を割ってくると下目線も出てきますが、まだ上目線でしょう。
明日の雇用統計がありますのでポジションはとらないように。

  • ユーロ円
米中貿易問題がやや怪しくなってきたのでリスクオンはいったんお休み。
ポンドの上昇も一服しているので大きな上昇は今後はなさそう。
かといって下落もしなさそうで方向感はつかめない。
長期で見ると下げそうというのは前から言っていますがそれがいつかわからない。

  • ユーロドル
利下げでドル安。
1.117まで上昇しましたがそこから下落。
1.107から1.117までのレンジでいずれは下抜けか?

2019年10月31日 0時

ADP雇用統計やGDPは反応薄。

今日は早朝3時からFOMCです。
利下げはするとしてパウエル議長が何を言うかが問題。
米経済は良いけど今後も注視するとかなんとか言うのかな。

このままだと今週は雇用統計もそんなに大きなイベントにはならなさそう。
もちろんサプライズには気をつけたいですが・・・。

米中貿易交渉の署名で12月の制裁関税がどうなるとか、
来週あたりから視野に入れて動くのが良いのかな。


  • ドル円
利下げは想定範囲内なので利下げでも大きくは上げなさそう。
下げたら買いを考えたいですが明日の朝にFOMCの結果を見ないとなんとも。

  • ユーロ円
なかなか下がらない。
ユーロは下げると思っているのですが、ポンドが下げないと難しいのかな。
ドル円が110円を超えるような動きがあればユーロ円も上げてくるでしょう。
円安からの上昇も今後は想定に入れたい。

  • ユーロドル
利下げは折り込まれていそうなので強く動かないかもしれません。
しかし、FOMCはノーポジションが推奨。

2019年10月29日火曜日

2019年10月29日 22時

ドル円はやはり109円が固い。

FOMCの政策金利発表は10月30日の27時です。
ゆっくり寝るためにもポジションは整理しておきたい。
また、FOMC後はトランプ大統領の発言がセットでついてくる場合もあり注意。


  • ドル円
FOMC前に109円はやや超えてくるかもしれません。

  • ユーロ円
こちらも121.5円程度までは上げてくる余地あり。

  • ユーロドル
1.107あたりで拾われていますね。
戻り売り中心で考えたい。





2019年10月28日月曜日

2019年10月28日 22時

米中貿易問題の進展期待とFOMCの利下げ期待によりクロス円は上昇。

  • ドル円
108.8円まで上げてきました。
問題はFOMCの政策金利発表までに109円を超えてこれるかどうか。
6、7、8月の上値がいずれも109円を超えていません。
FOMC後は109円を抵抗にまた下がることも考えたい。

  • ユーロ円
クロス円の上昇にあわせて上昇。
強い円高もしくはユーロ安がこないと下げなさそう。

  • ユーロドル
段階的に下げています。
売りで入りたいですがFOMC前と雇用統計前のポジションは控えたい。

2019年10月27日日曜日

2019年10月27日の考察

FOMCと雇用統計のダブル週です。

FOMCは3回目の利下げを行うかどうかが焦点です。
今月は休んで来月は行うというのはないでしょう。
どうせやるなら早めにやっておくべきです。
いろいろケースを考えます。

・今年はもう利下げをしません。
・今月は利下げしますがこのまま毎月利下げを続けることはできないと釘を刺す。
・今月は利下げするし今後も経済状況を見て適切に利下げします。

利下げなしだとネガティブ・サプライズですがたぶんないでしょう。
利下げするとした場合に今後の回数をどのように言及するかが焦点でしょう。

予想はFOMCまでは底堅い動きだが、その後のリスクオンは期待できなさそう。

ポンドについてはボリス首相が12月12日に解散総選挙とか言い出しました。
総選挙が決まるかどうかも未定ですが、先は長くなりそうです。
ポンドの動きはだいぶ落ち着きそう。


  • ドル円
FOMCまでは底堅い動きでしょう。
とりあえず109円を超えてこれるかどうかを見ていきたい。
FOMCの結果次第では下落がありえるので注意。

  • ユーロ円
上昇の勢いはだいぶ弱まっておりもう121円を超えてこれないかも。
とすると120円を割ってくるかどうか。
120円を割れば119円前半くらいまでならするっと下がってきそう。

  • ユーロドル
ユーロは弱く、ドルが強いと思います。
ユーロドルはまだ下で見ていきたい。



2019年10月26日土曜日

2019年10月26日 今週のまとめ

それほど動かなかった週でした。

英国のEU離脱問題は議会での否決、EUの延長容認と予想通り。
サプライズが無かったので合意離脱期待の後退でポンドはやや下げました。

ECB理事会は無難に終えて方向性が出るまでにはなりませんでした。


  • ドル円
米中貿易交渉は非公開なので米国が順調とのアナウンスを出していますが、
今後は中国が異なる見解を出したりする可能性があり。
今のところは悪くない流れで底堅かったと思います。

  • ユーロ円
ポンドの勢いが弱くなったことにより120.4円あたりまで下げました。

  • ユーロドル
ポンドにあわせたユーロ安、米中貿易問題の期待感でドル高。
ユーロドルは下げています。
1.118から1.108まで下げていて個人的には少し安心しています。

2019年10月25日金曜日

2019年10月25日 23時

EUが英国の離脱延期を決定。期間は未定。
予想の範囲内なのでポンドはそれほど動かず。


  • ドル円
米中の貿易交渉ですがすぐにネガティブな情報はでなさそう。
よっぽど難航してトランプ大統領が交渉決裂ツィートをすれば話は別ですが、
やり取りの内容は非公開なのでうまくいっているように見えると思います。
来週のFOMCへの利下げ期待も続けばそう悪くはならないと思います。

  • ユーロ円
120.4円が底堅い。
まだまだ120円台に留まる可能性はありそうですが、
逆に121円を超えてどんどんあがる見込みは少なくなってきました。
英国の合意離脱も先が遠くなったので急騰のリスクも減少しています。

  • ユーロドル
ユーロドルは1.11を明確に割ってきました。
1.11をいったん上抜けていますので、
テクニカルとしては1.1あたりまで下げたらまた上昇もありますが、
ユーロが相変わらず弱く、米株が崩れずに強いドルを維持できれば下だと思います。