2019年10月19日土曜日

2019年10月19日 23時

英国議会は合意採決の前に合意採決を引き延ばす法案が可決されました。
合意採決を引き延ばすのですからEU離脱の期間の延期が必要です。

今のところボリス首相は延期は申し出ないと言っていますし、
EU側はフランスのマクロン大統領が延期を拒否しています。

10月31日に合意なし離脱の可能性もあるわけですが、
誰も合意なしの離脱になった責任を取りたくないでしょうから、
結局、今後も引き延ばしが続くのかもしれません。

ボリス首相がやってくれるかもしれませんがね。
でも、彼ひとりがやると言ってもできないんですよね。

2019年10月19日 今週のまとめ

英国のEU離脱に伴う異常なポンド高の週でした。
結果としてポンドを買っておけば良かったわけですが、
あの激しい動きについていくのはかなりの度胸と腕前が必要です。
米小売りなどが弱かったようですが影が薄かった。

10月19日の日本時間17:30に英国議会の議決があるようです。
否決の予想が多いですが、可決が絶対に無いとも言えない状況。
今回は可決しないと合意なしの離脱になる脅しがかなり入っているので、
合意なしになるくらいなら合意しておこうという票が入るかもしれません。


  • ドル円
米中貿易問題は「第一段階」が署名を残すのみとなりました。
署名に関しては期待感はなく警戒感しかないようで上昇はみられず。
108.5円あたりで動いて、109円を超えるのは難しそう。
しかし、基本的には良いほうに向かっていると思います。

  • ユーロ円
121円まで上げてきましたが上値は重い。
英国のEU離脱は英国とEUで合意しましたので、英国議会の議決を待つのみ。

  • ユーロドル
上昇しても1.11くらいかと思いましたが、
1.115あたりまで予想以上に上昇してしまいました。

2019年10月18日金曜日

2019年10月18日 23時

ややドル安。

DUPが離脱支持しないとか、EUが延期を認めないとか、
いろいろマイナス要素はあるのにポンドは全く下げてきません。
こういうわけのわからない動きはたびたびあるのでしかたがない。

19日の議会で離脱案可決なら平和ですが、
可決しないとまた先行き不安でややこしくなります。


  • ドル円
108.5円まで下げましたが何もなければ底堅いと思います。

  • ユーロ円
ポンドの影響を受けそうなので英議会の結果次第でしょう。

  • ユーロドル
1.11を抵抗なく上抜けてきました。
もし売ってしまっていたら損切りですね。

2019年10月17日木曜日

2019年10月17日 20時

英国とEUの離脱合意でポンド高。
DUPが離脱支持に回るとまた1段高が予想されます。
問題は19日の議会の結果で合意離脱であればポンドが上げるかどうかです。
どこかで頭打ちするはずなのでそれがどこかです。


  • ドル円


ドル円が上昇しないところをみると円安ではないようです。
目線は上ですが米中貿易問題で下落の可能性あり。

  • ユーロ円
円安ではなくユーロが強いわけではないのでポンドのつられ高です。
根本的にユーロは弱いので絶好の売り場だと思うのですが、
英国のEU離脱問題が予想以上のユーロ高にしてしまう可能性がある。
ポンド上昇のネタが切れるまでもう数日なので様子を見るか。

  • ユーロドル
1.11が壁の役割を果たさず。
ユーロ円に同じく売っていきたい。
売りに意固地になると負けるかもしれませんが、
ファンダメンタルで特にユーロが上に行く理由はありません。
長期で形成している下への流れを信じていきたい。

2019年10月16日水曜日

2019年10月16日 22時

一段のポンド高でクロス円が上昇。

英国のEU離脱問題については、
17日、18日の英国とEUでの協議がまずあり、
結局19日の英国議会で最終決定が行われる予定。
あり得るパターンは合意離脱、合意なし離脱、離脱の延期の3つ。
合意離脱だと平和的、合意なしだと混乱、離脱の延期だと離脱の遅れによる失望
のようになると思いますが値動きはどうなるかわからんね。
実際に離脱が行われるのは合意があってもなくても10月31日。

米中貿易問題は中国側の後ろ向きなニュースが散見されて怪しい雰囲気。
制裁関税の延期でドル円は底堅いもののまだ「第一段階」の合意も怪しそう。


  • ドル円
中国側が米国の発表通りに合意署名すれば上昇するでしょう。
しかし、中国側は合意内容を発表しておらずどのように動くかはわからない状態。
トランプ大統領のことですから中間選挙を無視して合意を決裂させる度胸もありそう。

  • ユーロ円
いったん120.2円まで届きましたがまだ120円が固いと思います。
120円を明確に超えないとわかれば売られる動きに変わるでしょう。
英国のEU離脱問題がどれくらい影響してくるかが不安要素。
ラガルド氏のECB総裁就任は11月1日なのでもう少し先。

  • ユーロドル
引き続き売りが安全と思われます。

2019年10月15日火曜日

2019年10月15日 21時

貿易協議については特に水を差すようなことはなし。
米国からトルコへの制裁のニュースがありました。

  • ドル円
108円が底堅い。
108.5円を抜けてくるとさらに上に行きそう。
米中合意が決裂すると暴落しそうなので買うならしっかり損切りを入れたい。
個人的にはあまり手を出したくない。

  • ユーロ円
誰が買っているのか知らないが119円台が底堅い。
120円は超えてこれないだろうからいずれ119円を割ると思います。
繰り返しますが英国のEU合意やラガルド総裁就任の変化には注意。

  • ユーロドル
下がってきました。
1.1を割ると下へ折り返す可能性が高いです。
安心して売っていけそうなのでユーロドルがいちばんおすすめ。

2019年10月14日月曜日

2019年10月14日 10時

ニュースを見ると部分合意があったものの、
主要な部分では先送りに過ぎないとの判断も聞かれクロス円は下落とのこと。
普通は上がるはずだったので下がると理由を探すのが大変です。

すでに期待感で十分に上がっており、まだ油断がならないので下落かと思います。
合意の文章化、署名や関税延期が確実になるなど落ち着いてくればリスクオンでしょう。
しかし、合意の撤回の可能性や利下げ期待の後退などマイナス要素もあります。


  • ドル円
部分合意、関税延期で何もなければリスクオンだと思います。
どんどん上昇する流れが見えれば乗っかりたい。

  • ユーロ円
英国離脱問題、ラガルド総裁就任が方向性を決めそう。
英国のEU離脱は混乱が見込まれそうだし、
ラガルド総裁は緩和路線継続と言われていますのでユーロ安かと。
それぞれ逆に行けば怖いので注意。

  • ユーロドル
ユーロドルを売るのがいちばん手堅いと思います。
短期で買われているので上昇があるかもしれませんが、
いずれ下げてくるとは思いますので戻り売りで。