政策金利は据え置きの0%のまま。
論点は以下の通り。
経済は悪いので金融緩和は必要。
しかし、利下げの議論は今回は行わなかった。
利下げするにしても影響が大きくならない措置を同時に行う。
以上、9月の利下げに言及するどころか、利下げの議論はしていないとまで明言。
「影響が大きくならない措置」は同時に何らかの引き締めも行うということかな?
9月の利下げを折り込んできたユーロからすればサプライズと言えます。
- ドル円
108.3円を上に抜けてきました。
これは米指標が軒並み良かったからでしょうか?
次は108.5円を抜けるかどうかですね。
FOMCまでは109円は上抜けないと予想。
- ユーロ円
今回のECBで流れは大きく変わる可能性があります。
いったん下げても押し目買いにあう可能性があるので売りは危険。
明日には120円まで戻しているかもしれませんが、
最悪123円まで上昇を続けるかもしれません。
とりあえず直近高値の122.3円を上抜ける勢いがあるかどうかは良い目安。
ちょうど来週にはFOMCがあるのでそこまで様子見でいいんじゃないでしょうか。
いい感じで上がったらまた売っていく算段です。
- ユーロドル
米国も欧州に対抗して利下げするとかそういう圧力は減りました。
今月のFOMCでは0.25%の利下げが見込まれていますが、
やっぱり今月は利下げしません、とかなるとまたサプライズで荒れそうです。
1.11は抜けなさそうなので1.112あたりで買ってみるかどうかですが、
1.11を下抜けると怖いのでやっぱりFOMC待ちですね。