11月3日は大統領選です。
共和党はトランプ現大統領、民主党はバイデン候補となります。
トランプ大統領再選であれば企業の減税路線は継続するはずです。
株式市場には安心感が生まれるでしょう。
過去には景気後退局面では大統領選は再選できない傾向がありますが、
金融緩和で株価は上昇しまだ景気後退とは言い切れないので当てはまらないでしょう。
バイデン候補が当選となると企業の減税路線は後退します。
今回は新型肺炎のこともあり急に増税されることはないだろうとの見方が多いですが、
当選確定が発表されると一時的に株価が下落するかもしれません。
バイデン候補が当選する利点としては、世界協調路線に戻ることでしょう。
協調路線がうまくいって世界経済に良い影響がでるかもしれませんが、そこは未知。
大統領選とは同時に議会選挙も行われます。
下院は民主党が過半数以上獲得の見通しなので上院の結果に注目されます。
前回の大統領選でトランプ大統領の当選の際には株価、ドル円は上昇となりました。
今回もトランプ大統領が再選すれば同じ傾向があるのではないかと予想されています。
バイデンが当選するとわかりませんが、株価の下落トレンドまでには至らないでしょう。
選挙前まではメディアの情報などで動きが左右されると思いますが、
結果が確定してしまえば今後の見通しは立てやすいでしょう。
とりあえず9月29日は大統領候補のTV演説がありますので注目です。